育休復帰前のやりとりで感じた『価値観のズレ』

転職・副業

こんにちは、こまひつじです。

お仕事をされている中で、

  • 「なんだかなぁ…」
  • 「言ってることは解るが、納得いかない」

といった「違和感」を感じたこと、ありませんか?

それは自分の価値観と職場との“ズレ”が、

少しずつ表面化してきたサインかも。

今回は、育休復帰前の面談において、

実際に私が感じた違和感と、

そこから考えた「働き方との向き合い方」、

について整理してみました。

違和感やモヤモヤを言語化することで、

自分の価値観が明確になり、

会社と相談する場合や、

転職活動をする際に、役に立ちますよ。

育休復帰前の面談で起きたこと

私は現在、3人目の育休中。

早いもので残り半年を切りました。

復帰後は、これまでと同じ働き方は難しい…

毎日の送迎や子どもとの時間を確保するには、

時短や柔軟な対応が必要だ!

と考え、働き方の見直しをしています。

すでに転職活動も始めていますが、

まずは今の会社と相談し、

現職で解決しないか話し合う必要があります。

今回、大まかな要望を予め上司に送り、

会社を訪問し、面談することになりました。

復帰相談の流れ

by Loose Drawing https://loosedrawing.com/illust/246/

面談は直接の上司ふたりと行い、

私からは復帰にあたっての要望と、

その理由・背景を伝えました。

これまではフルタイムでの外回りが中心。

現場対応の関係で定時を過ぎることも多く、

土日に出勤も(代休は平日に取得可能)。

早朝に家を出たり、

帰宅が遅くなることも増え、

育児との両立は難しいと感じています。

そういった現状や、

私の考えを直接伝えました。

面談の結果と、違和感。

結論として、

内勤への異動や時短勤務には応じかねる、

との回答が、「その場で」ありました。

代わりに提案されたのは、

復帰前と同じ外回り業務をベースに、

少しだけ内容を調整するという案。

…まず、この時点で感じたのは、

「結論、出すの早くない?」

という違和感です。

こちらから伝えた希望や考え方に対し、

「どうすり合わせていくか」

という話し合いではなく、

最初から答えが出ていた印象を受けました。

会社としての都合は、

もちろんあると思います。

ですが、

働き方をどうしていくか相談するつもりが、

「すでに会社としての方針は固まっていて、

この面談はそれを伝える場だったのか…」

そんなふうにも感じてしまいました。

この「小さなひっかかり」をきっかけに、

あとから内容を整理していく中で、

違和感はだんだんと大きく、

明確になっていきました。

違和感の正体を考える

by Loose Drawing https://loosedrawing.com/illust/1368/

なぜモヤモヤするのか

この違和感…つまり、

私と会社の「価値観の大きなズレ」こそが、

モヤモヤの正体です。

面談での言葉のひとつひとつから、

それは強く感じました。

たとえば——

  • 「奥さんの働き方を変えられないのか?(専業主婦という選択肢)」
  • 「男親が家庭に居てもしようがない、男性のほうが体力・精神的にも働ける。」
  • 「子どもとの関わりは、平日の夜や休日だけでは足りないのか?」
  • 「これからお金がかかるのだから、今は稼ぐことを優先すべきだよ。」

こうした発言の背景には、

「男性は仕事、女性は家庭」

といった価値観が根強くあるように感じました。

ただ、それは意図的な性別役割の押しつけではなく、

会社の歴史や上司自身の経験ーー

「自分がそうだった」

「それで家庭も仕事も回ってきた」

という事に基づいた“当たり前”なのだ、

と思います。

そうした価値観を、

否定したいわけではありません。

多くの家庭で機能してきたのも、

事実だと思います。

それでも私は、

子育てにも主体的に関わりながら、

働く道を選びたいのです。

この価値観のズレと、

すり合わせの余地がない事。

これこそが、私のモヤモヤの核心でした。

私の価値観とは

私が大切にしている価値観は、

  1. 家族の「幸せ」と「安心」を守ること
  2. 子供と主体的に関わる「時間」と「質」を確保すること
  3. 性別にとらわれず、夫婦で公平に役割分担すること

が軸になっています。

もう少し、詳しくお話ししますね。

1.家族の「幸せ」と「安心」を守る

  • 子どもの急なケガや体調不良の際に、私自身がそばにいて支えたい
  • 子どもに「大人が苦労して働く姿」を見せたくない
  • 「忙しそう」と思って我慢してしまう、ということは避けたい

2.子供との「時間」と「質」を確保する

  • 平日の夜や休日だけではなく、日常的に子どもと向き合う時間を十分に持ちたい
  • 保育園の送迎をしたり、遊び相手が出来なくても「その場にいる」ことが大事

3.夫婦で公平に役割分担をする

  • 子育てに性別はなく、片方が仕事、片方が家庭と二分化するのは不自然
  • 役割はバランスよく臨機応変に分け、夫婦が余裕をもって育児に関われるようにしたい

今回の事をきっかけに言語化することで、

私の価値観には、

家族、子供と主体的に向き合う事、

これが中心にあるのだと、

改めて認識できました。

このズレにどう向き合うか

by Loose Drawing https://loosedrawing.com/illust/1521/

考えられる選択肢

方法としては、以下の3つが考えられます。

1.会社からの提案を受け入れる

 自分の譲れる範囲を明確にし、

 会社の方針に沿って働く。

2.さらに交渉を重ねる

 互いの妥協点を探り、

 自分の希望をあらためて伝え、

 すり合わせを続ける。

3.転職する

 根本的な価値観の違いが解消しない場合、

 同じ想いを尊重してくれる職場へ、

 ステップを踏み出す。

ーー私自身もこれまでは、

1.や2.の方法でやり過ごしたことが、

何度かあります。ですが今回は、

それでは解消できない深いズレを感じ、

3.の道を選ぶ決心をしました。

私の結論:転職活動を進める

今回の件を通して、

会社や上司との価値観のズレが大きく、

このままではモヤモヤが解決できない。

そう判断しました。

ただ、いきなり退職しての転職は、

当然、リスクがあります。

なので私としては、

まずは転職活動から初めて、

次のステージを模索していきます。

(転職活動の具体的な進め方や結果は、

 次回の記事でお伝えしますね)

まとめ

by Loose Drawing https://loosedrawing.com/illust/13/

いかがでしたか?

今回は私の実体験…

育児と働き方の価値観の違いでしたが、

それ以外でも、働く中での違和感は、

誰でも感じることはあると思います。

そんな時は一度、

その「モヤモヤ」や、ご自身の「価値観」を、

言語化してみてはいかがでしょうか。

今回はこのあたりで。

では、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました