育休のリアル②

子育て

育休のリアル:「仕事面での不安」編

どうも、こまひつじです。

先日からこれまでの育休経験を振り返り、

「男性育休に対する疑問や不安、悩み」

をテーマに書いています。


私が育休を取得する前を振り返ると、

以下のような悩みや不安がありました。

  1. 給付金が出るのは知っているけれど、生活していけるかどうか不安。
  2. 育休が終わって、ちゃんと復帰できるのだろうか。キャリアに影響は?
  3. なんとなく取りづらい、休むことでどう思われるか。 …etc

これらについて、3人・3回育休をとった私の主観を述べたいと思います。

「男性の私が育休をとって、実際に感じたこと」が軸になります。

いきなり結論ですが、

心配無用!取らずに後悔するなら、短期間でも取るべき!

日本の育休制度は、「世界一」手厚いものなのでご安心を。


第2回目は

『育休に対する、仕事面での不安』

についてです。

前回の投稿はコチラ↓

仕事面での不安

ここからは、私が2人目の育休を取った時の経験が基になります。

業務は回るのだろうか。

この点については、

しっかりと引継ぎをしているかどうか

によると思います。

周囲とのコミュニケーションですね。

休業中に業務がスムーズにいくように、

徹底的に準備しておくんです。

そうすれば案外、すんなり回るものです。

私の場合は、引き継ぐ社員だけでなく、

部署全体にわかるようにマニュアル化したり、書類やファイルの置き場所を明記して、

「困ったらここを確認すればいい」状態を作りました。

さらに会社携帯を持って、万が一の時にフォローが出来るように備えてましたが、

実際は気を遣われてるのか、連絡はほとんどありませんでした(笑)

ここまでやれとは言いませんが、

やれる事はとことんやって、

潔く休んでしまって全く問題ないです。

キャリアに影響は?

この点は、次の復帰後の話とも関連しますが、

育休を理由に評価を下げたり、

減給することはできません。

なので影響はないと思います。

ただ、休業中に他の社員は経験を積み、

実績を上げていきますよね。

「後れを取った」と感じるかもしれません。

私の考えとしては、

もしキャリアを気にするようであれば、

長期間の育休は取らない方が良い

と思います。

新生児期、0歳は本当にあっという間で、

赤ちゃんは凄いスピードで成長します。

1歳になるまで驚くべき速さで大きくなります。

30代の方であれば、定年まで30年ほど。

対して、子供が1歳になるまでの1年間。

私がキャリアにあまり興味ない事もありますが、

この先の長い人生のうち、たった1年くらい、どうってことないです。

それよりも本当に貴重な1年を過ごすことが、何より大切だと考えます。

これは1人目の育休が短期間だったことも影響しています。

もっと一緒にいてあげればよかったと、

いまでも寂しい気持ちが残っています…

復帰後はどんな感じ?

復帰については、休業前と同じ部署、職務内容に戻るのが基本です。

会社側は休職したことを理由に、

正当性のない異動・転勤を命ずることはできません。

退職に追い込んだり、減給・降格といった不利益となる扱いは、

人事権の濫用になります。

なので、安心して復帰してください。

ただし。

実は、育休明けの異動そのものに違法性はないんです。

復帰時に業務や人員に偏りがあるのならば、足りない方に回る可能性はあると思います。

また、休業にあたり充当した人員にも、配慮は必要です。

「復帰したから別の部署に移ってね」では、納得する訳がありません。

育児休業の取得は労働者の権利ですが、

それにより周囲に影響がでるのは事実です。

どうしても迷惑をかけることにもなるので、

たとえ部署や業務内容が変わったとしても、

復帰後はこれまで以上に会社に貢献する姿勢を示す、

ということは大切、だとは思います。

まとめ

ここまで、育休取得における仕事面の不安について、思い返してみました。

整理しますと、

〇育休中の業務について

→引継ぎをしっかりとしていれば、ちゃんと回ります。

〇キャリアについて

→育休を理由に変わることはありませんが、

 周りに後れを取ると感じてしまうのであれば、

 育休を短期間のみ、もしくは2回に分けるといいと思います。

〇復帰後について

→育休明けは元の部署、職務内容に復帰することが原則です。

 が、会社の采配によっては、異動の話がでる可能性はあります。

 強制的・不当なものには、従う必要はありません。

といった感じです。

結論的には、

やる事(引継ぎやフォロー)をしっかりしていれば、周囲の理解や協力が得られて

なんの問題もなく復帰できる。

と思います。


いかがでしたか?

次回は「心理的な不安」について、書きたいと思います。

ではでは。

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